Evo One でのアナログレコード再生時に低音が不足する場合、ほとんどはセットアップに起因しており、機器の故障ではありません。以下の手順で原因の切り分けと解消が可能です。
1. ターンテーブルの接続方法を確認する
Evo One には関連する 2 系統の入力があります:
- MM フォノ入力 — 内蔵フォノステージを持たないターンテーブル向け
- Aux(ライン入力)— 内蔵フォノステージを持つターンテーブル向け
Evo One のマニュアルに記載のとおり、フォノ入力は内蔵プリアンプを持たない MM(ムービングマグネット)カートリッジ専用です。
ターンテーブルに内蔵フォノステージがあるにもかかわらずフォノ入力に接続している場合、薄い音質となり低音が減衰することがあります。
対処方法:
- ターンテーブルに内蔵フォノステージがある場合 → Aux 入力に接続
- ない場合 → フォノ入力に接続
ターンテーブル側の出力設定を確認する(該当する場合)
一部のターンテーブルには「Phono/Line」切替スイッチがあります。
接続に応じて以下のように合わせてください:
- フォノ入力を使う場合 → ターンテーブルを Phono に設定
- Aux 入力を使う場合 → ターンテーブルを Line に設定
ここでの設定不一致は、低音不足のもっとも多い原因の一つです。
3. アース線が接続されているか確認する
フォノ入力を使用する場合、ターンテーブルにはアース線(グラウンド線)も備わっているはずです。
マニュアルに記載のとおり、本来の性能を発揮するには Evo One のアース端子に確実に接続する必要があります。
アース未接続や接触不良は、音質全体に影響します。
4. アプリ内の EQ とルーム設定を確認する
Evo One は StreamMagic アプリ内に以下の音質調整機能を備えています:
- スピーカー設置位置(壁からの距離)
- ルーム補正
- ユーザー EQ 設定
これらの設定が適切でない場合、低音が弱く感じられることがあります。
5. 他のソースと比較する
次の方法で再生してみてください:
- ストリーミング(Spotify、TIDAL など)
- Bluetooth
他のソースで低音が正常に再生される場合、問題は Evo One 側ではなくターンテーブルのセットアップに起因している可能性が高いと判断できます。